ナレッジを検索する

ナレッジの検索は、[ナレッジ管理] - [ナレッジ検索] 画面で行います。

ポイント
  • [外部サイト] を利用している場合は、外部ページでもナレッジの検索ができます。
利用ガイド
外部ページの概要については、以下を参照してください。
はじめに - サイトの種類 - 外部サイト

[ナレッジ検索] 画面でできること

[ナレッジ検索] 画面では、ナレッジを検索し、検索結果のナレッジを参照したり、コメントを追加することができます。また、検索結果として表示されたナレッジをダウンロードできます。

[ナレッジ検索] 画面構成

[検索条件] エリア
様々な検索条件を指定して、ナレッジを検索することができます。

[検索結果] エリア
[検索条件] エリアで指定した検索条件に合致するナレッジを、一覧で表示します。

[ナレッジ情報] エリア
[検索結果] エリアで選択したナレッジの詳細情報を表示します。
[検索結果] エリアより 1 件をクリックすると、画面が横にスライドし、[検索結果] エリアがメインエリアの左側に、[ナレッジ情報] エリアがメインエリアの右側に表示されます。
[ナレッジ情報] エリアには、以下のメニューがあります。

  • 編集
  • コメント
  • 転記
  • 操作
ポイント

ナレッジを検索する

ここでは、ナレッジの検索方法について説明します。

ナレッジ検索の流れ

ナレッジ検索の基本的な流れは次のとおりです。

  1. 検索条件を入力する。
  2. 検索結果の一覧を確認する。一覧に複数のナレッジが表示されている場合は、ナレッジ分類などのファッセットを使い、絞り込む。
  3. 一覧の中から参照したいナレッジをクリックする。
  4. ナレッジの詳細情報を確認する。
ポイント
  • 作成直後のナレッジは、すぐにはキーワード検索の対象にはなりません。[サービス設定] - [全文検索インデックス更新処理] が実行された後で、キーワード検索ができる状態になります。[全文検索インデックス更新処理] は、初期設定では 10 分ごとに自動実行されます。
  • 作成直後のナレッジが正常に登録されたかどうか確認する場合は、キーワードに何も入力しないで、[検索] をクリックしてください。この方法では、キーワード検索は行われず、登録されているすべてのナレッジが表示されます。

検索できるナレッジの条件

次の 2 つの条件の両方に当てはまるナレッジが検索対象となります。

  1. 現在公開されているナレッジ。
  2. ナレッジの利用ロールに、自分の内部管理ロールが指定されているナレッジ。
ポイント
  • [利用ロール] は、ナレッジ作成時に作成者が指定します。

キーワードの入力について

FastAnswer2 では、ナレッジ検索の [キーワード] に検索キーワードを指定することでナレッジを検索できます。

[キーワード] 横の [検索キーワード詳細] をクリックすると、[検索キーワード詳細] サブウィンドウが表示されます。このサブウィンドウでは、どの項目を検索対象とするのかをナレッジ分類ごとに指定できます。 たとえば、ナレッジ分類 "FAQ" の [質問] と [回答] のうち [質問] だけを検索対象とすることもできます。

ポイント
  • [キーワード] に何も入力しないで [検索] をクリックすると、登録されているすべてのナレッジが表示されます。

検索条件入力補助について

FastAnswer2 では、検索条件の入力を支援する機能があります。

  • サジェスト機能
  • キーワード自動補正
  • 検索タグ
  • ファセットによる絞り込み

サジェスト機能について

サジェスト機能には、次の 2 つがあります。

  • コンテンツサジェスト
  • キーワードサジェスト

"コンテンツサジェスト" は、ユーザが検索条件を入力している途中で、条件に合致するナレッジの見出しを表示する機能です。表示された見出しをクリックすると、ナレッジ詳細が表示されます。

"キーワードサジェスト" は、ユーザが検索条件を入力している途中で、キーワードの続きの候補を自動的に表示する機能です。合致するキーワードをクリックすると、そのキーワードを使った検索が実行されます。

ポイント
  • コンテンツサジェスト、キーワードサジェストは、[グローバルナビゲーション] - [ログイン担当者] メニュー - [ログイン情報] をクリックすると、設定できます。
  • 2 つの機能は、コンテンツサジェスト、キーワードサジェストの順に実行されます。コンテンツサジェストでナレッジが見つかった場合は、キーワードサジェストは実行されません。

キーワード自動補正について

ユーザがキーワード入力ミスをした場合、正しいと思われるキーワードに自動補正して検索します。

ポイント
  • キーワード自動補正検索が実行された場合には、[検索結果] に "次の検索結果を表示しています: [補正後の検索キーワード]" というメッセージが表示されます。

検索タグについて

ナレッジ分類機能として、タグ付を行うことができます。
検索タグを利用することで、ワンクリックで簡単に目的のナレッジを検索することができます。

現在の条件を保存について

一度検索した検索条件は、保存して、呼び出すことができます。

検索条件の保存は、[ナレッジ検索] - [クリア] ボタンの横に表示される [検索条件設定] から指定します。このボタンをクリックすると、[検索条件設定詳細] サブウィンドウが表示されます。

次に、[検索条件設定詳細] サブウィンドウのイメージを載せます。

メニュー別機能
条件の保存手順については、以下を参照してください。
ナレッジ管理 - ナレッジ検索 - よく使う検索条件を保存しておく
ポイント
  • 検索条件を保存する時に、"検索条件の初期値" を指定することができます。[ナレッジ検索] 画面を開くと、"初期値" として指定された検索条件が最初から適用された画面が表示されます。

検索結果の表示

検索結果は、次のように表示されます。

ファセットによる絞り込み

[検索結果] エリアでは、ナレッジ分類や検索タグがファセット (あらかじめ用意された検索条件) として表示されます。ファセットをクリックすると、その検索条件を使った絞り込み検索がワンクリックで実行できます。

ポイント
  • Ctrl キーを押さえながらクリックすることで、複数のファセットを同時に選択することができます。
  • 複数のファセットを選択した場合は、[AND] か [OR] を指定することができます。
    • 選択したファセットすべてに該当するナレッジを検索する場合は、[AND] を選択してください。
    • 選択したファセットのいずれかに該当するナレッジを検索する場合は、[OR] を選択してください。
  • ファセットには、該当するナレッジの件数が表示されます。
  • [製品] や [カテゴリ] については、フィールドをクリックすると選択肢が表示されます。
  • 作成直後のナレッジは、すぐにはファセットの件数には含まれません。[サービス設定] - [全文検索インデックス更新処理] が実行された後で含まれます。[全文検索インデックス更新処理] は、初期設定では 10 分ごとに自動実行されます

検索履歴の確認

検索履歴は、[ナレッジ検索] - 検索キーワードを入力するフィールドをダブルクリックするか、フィールド内でキーボードの "↓" を押すことで表示されます。
次に、検索履歴の表示イメージを載せます。

FastAnswer2では、次の 3 種類の検索履歴を確認できます。画面イメージからも分かるように、各履歴は 3 つのタブに分かれて表示されます。

検索履歴
自分が利用した検索キーワードが表示されます。検索履歴は [x] をクリックすることで削除できます。

参考検索履歴
他の担当者が利用した検索キーワードが表示されます。対象となる担当者は 1 人で、[マスタ管理] - [サイト管理] - [サイト詳細] - [サイトメンバ詳細] サブウィンドウで設定します。

参照履歴
自分が参照したナレッジのタイトルが表示されます。

ポイント
  • [検索履歴] や [参考検索履歴] タブでは、検索キーワードをクリックすると、同じキーワードで再検索されます。
  • [参照履歴] タブでは、ナレッジをクリックすると、ナレッジの詳細が表示されます。

ナレッジをコールに転記する

[検索結果] エリアのナレッジをクリックすると、ナレッジの詳細が [ナレッジ情報] に表示されます。ここで、[転記] をクリックすると、ナレッジの詳細を FastHelp5 の [ケースメイン] 画面に転記することができます。

ポイント
  • ナレッジの項目を [ケースメイン] 画面のどの項目に転記させるかは、[ナレッジ分類] で設定できます。
    運用ガイド
    転記項目の設定手順については、以下を参照してください。
    サイト設定 - [ナレッジ分類] を設定する - [転記項目] を設定する
  • [サイト管理] - [ナレッジ分類] で [転記項目] が設定されていない場合は、エラーメッセージが表示され、転記は失敗します。
  • 転記対象は、[コール管理] で前面表示されている [ケースメイン] 画面です。
  • [ケースメイン] 画面は、コール対応中、メール対応中のどちらでも転記できます。
  • 前面表示されているコールがない場合は、転記はされません。

検索結果のナレッジをダウンロードする

検索結果に表示されたナレッジは、"CSV"、"XLS"、"XLSX" 形式でダウンロードできます。

共通操作
検索結果ダウンロード手順については、以下を参照してください。
基本操作 - 検索結果のデータをダウンロードする
ポイント
  • ナレッジに添付されているファイルをダウンロードすることもできます。
  • 管理者の設定によっては、ファイルをダウンロードする際に [ダウンロード理由] を選択するダイアログが表示されます。[ダウンロード理由] を選択しない場合は、ダウンロードできません。